いやぁ〜。おもしろかった。
筆者の平松さんは10年近く取材・執筆にかけられたそうで、現在新宿に建つ都庁舎の指名コンペの応募者に選ばれてから、応募するまでの「ぶっちぎりで勝とう!ぶっちぎりで勝とう!」と連呼する建築界の天皇丹下健三と腰痛に腹痛に・・・悩まされる磯崎新の対決構図で描かれる話。
丹下事務所の古市徹雄さん、磯崎アトリエの渡辺真理さん、青木淳さんなど現在独立され、時代の先端を走る方々の当時の、エピソードを挟みながらそれぞれの親分達を描いてあったり、当時の日本のトップの事務所の内情を垣間見ることもでき、読者もいろんな視点から読める本でした。
もし良ければ読んでみて下さい。

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