2008年10月29日水曜日

レクチャー

先日、大学の授業の一環で特別講師に来ていただいて行われたレクチャーの第一弾がありました。

陣内秀信先生:法政大学教授


が開講されました。

「エコロジー=生態系」

ということで、エコブームとは違い東京の太田道灌の江戸城ができた時代から、現在に至るまでの東京という場所に生き続ける、歴史的文脈、地形的文脈・・・あらゆるコンテクストがある場所に、わたしたち人間がどう住み続けてきたかといった鋭い分析、多岐にわたる調査、そしてその調査を生かした、その場所をどう使うかといった“街づかい”の実践活動。

2時間弱の講演時間で、かなりの情報量でした。ちょっと、ダウン気味・・・。

その後、陣内先生と堀研究室の学生との食事会があり、たまたま座った席が近くたくさんのお話をさせていただき、非常に楽しい食事会、いや飲み会でした。陣内先生もとても気さくな方で僕たち学生も緊張せずに過ごせました。

ちなみに、今後のレクチャーの日程は以下の通りです。
テーマ:「グローバル時代のリージョナリズム」
世界的に特に経済的側面でのグローバリゼーションが進んでいる。 大都市だけでなく中小の都市でも地域固有の文化は相対的に弱体化し、 日本中あるいは世界中どこにでもあるような風景は拡大の一途をたどっている。 このような状況の中で、地域のアイデンティティにはどのような意味が期待できるのか。 その意味に期待するのがリージョナリズムだとして、 そこにはどのような方向性と手法が存在するのか。 地方都市を拠点に活躍する方々に活動の現実を、 都市や歴史を専門とする方々に俯瞰的視点を聞き、 リージョナリズムにどのような将来的可能性が見いだせるのかを議論する。

講師:
10月27日(月) 17:00-19:00
○陣内秀信 先生(法政大学教授)
11月10日(月) 18:00-20:00
○高木正三郎 先生 (建築巧房)
11月14日(金)
○菊竹清訓 先生 (菊竹清訓建築設計事務所)
11月(予定)
○岩田司 先生 (建築研究所)
12月(予定)
○三分一博志 先生 (三分一博志建築設計事務所)

もし、学外の方でご覧の方は参考までにこちらを。

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