昨日のことになりますが、卒業設計の講評会がありました。

4年生の後輩の力作が並び、他大学の学生もたくさん見学に来ていました。ぼくたちM2の時までは写真のように多くの人の前で先生方に投票されて、批評されたり、議論する場は無く、ポスタセッション形式のプレゼンのみだったので、後輩たちがうらやましいです。
ぼく個人の感想ですが、今年の卒計の印象としては、全体的なレベルは一年ごとに上がってるなぁという印象です。ビジュアル的にもみんなきれいになってます。ただ、ずば抜けた作品や個性丸出しといった泥臭い作品は見られなかったとも言えます。
それから4年生が3年のときの設計演習で前期と後期で一課題ずつTAとして見てるので、成長した人、未だにいろいろ引きずってる人、どこか様子のおかしい人・・・いろいろいてそのへんもおもしろかったです。
自分たちも二年前は同じような状況におかれていたのですが、4月からはもうそれぞれ就職し、実際に仮想のプロジェクトばかりだけでなく実施を踏まえた設計も手がけていくのだと考えると、時間の経過を早くも思い、ようやくだとも思い・・・。卒計期間中には凄まじいほどのエネルギーの漏電をいとわずに没頭する、“青さ”みたいなのを思い出すと、むず痒くなるというか、違和感にも似たちょっと気持ち悪い感じがしました。
自分の中でも卒計で考えたこと、やったことは確実に今の自分の趣味嗜好にかなり影響を与えていて、「卒計のおかげで」出会ったもの、こと、人も多く、確実にターニングポイントになっていると思います。4年生の皆さんのこれかれが楽しみです。
ちなみにしばらくの間、作品は製図室に展示されます。もしお近くにお寄りの際は平日は見学可能なので是非見学にいらっしゃって下さい。但し明日25日は一日中、明後日26日は午前中、建築棟が前期入試の会場になっているため校舎が受験生及び関係者以外には閉鎖されますのでお気をつけて。
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